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zoom RSS 減価式電子マネー(3) 減価する口座でも引き出されないために

<<   作成日時 : 2011/11/25 22:25   >>

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 生活者の立場からはどういうことになるかというと、『生活信用銀行』と名付けた銀行に自分の口座があって、そこにたとえば毎月8万円のベーシック・インカムが振り込まれます。その口座は、一定期間ごとに定率で、(たとえば1週間に1%)減価します。

 ほっておくと、誰もがこの口座にあるお金をどんどん引き出して、現金にするか、減価しない口座に移すでしょう。
 そりゃ、そうです。早いとこ引き出してしまえば、目減りしなくてすみます。

 ところがベーシック・インカムを渡す側としては、それは困る。この『生活信用銀行』の口座間でだけ決済してもらうというシステムだから、財政難であってもベーシック・インカムを出せるのです。もしどんどん引き出されるなら、それだけの資金を用意しなければならなくて、はじめからベーシック・インカム全額を予算から出すのと同じことになります。

 でも、引き出せない預金であったなら、『生活信用銀行』の口座にあるお金の価値は、グーンとさがります。もらった側に有り難みがあまりありません。

 そこで、こういう方法をとります。

 まずは、やはり皆様に趣旨を説明して、「財政難の折ですが、生活者も生産者もみんなが潤うようにとこの減価マネーを運用しています。この『生活信用銀行』の口座間で決済していただけるよう、できるだけのご協力を」とお願いします。理解してくれる人たちもかなりいると思います。
 でも、強制してはいけません。そして、引き出さないことのメリットが実際にあるようにしないといけません。

 実際には、引き出すのは自由だが、その際に手数料を払わなければならないこととします。たとえば、10%の手数料とします。

 そうしますと、口座から引き出すより買い物に使ってしまったほうが得になります。引き出してから使うと10%減っていますが、この口座に置いたまま買い物をすれば、そのままの額の買い物ができます。
 引き出そうかな、と思っても、いますぐの買い物がなにかあるならば、それを減価マネーで払ってしまって、いまある現金をとっておいた方が得なのです。

 それでも、10%の手数料を払ってもいいから、口座から引き出したいというケースはいくらでもあると思います。そのための資金は用意しなければなりません。
 実際、どれだけ用意するかは、財源しだいというのが現実的でしょう。もし「10兆円までなら口座引き出しに応じられる」というなら、手数料の割合を調節して、たとえば8%とか15%とかにして、実際の引き出しが10兆円程度になるようにします。

 その場合、必要な財源は、『生活信用銀行』の資本金6兆円のほかに、毎年10兆円が必要になります。
 そうなったとしても、ベーシック・インカム全額を予算から出すと思えば、めちゃくちゃ安いです。

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