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みんなの「信用恐慌とベーシック・インカム」ブログ


ついにはじまった金利上昇 崩壊と再生

2013/05/30 17:41
2013年5月中旬に入って、長期金利の上昇が始まった。
新発10年国債利回りは、4月には約0.4%であったが、5月29日現在0.9%である。2003〜2011年は1%台で推移しているので、まだそれ自体の影響は大きくない。しかし、この金利上昇はアベノミクスによる構造的なものなので、かんたんには止まらない。

ついには、経済システムの崩壊につながるだろう。

おそらく、大幅な金利上昇のために財政破綻がはじまるのが2015年くらい。
破局的な財政破綻と、債券の評価損に伴う金融機関の破綻がその2〜3年後であろう。
ただし、ユーロ圏のどこかの国の国債デフォールトか大銀行の倒産、あるいはドル圏の大銀行・証券会社の倒産があれば、もっと早まる。
日、米、欧のとり続ける低金利、金融緩和政策は、国債残高が増え続けるので持続可能ではない。最後は国債の暴落とそれにともなう信用不安が起こる。長期金利は国債価格で決まるので、国債の暴落は金利の暴騰を意味する。弥縫策はたくさんあるだろうが、軟着陸できる時点はすでに通り過ぎている。

遠からず混乱の時代が来るであろうが、これは希望のはじまりでもある。

これまでの、生産至上主義の経済システムが根本的に行き詰まる。しかし、倒産すべきものが倒産し、すべての不良債権が顕在化すれば、その後は経済の再生がはじまる。いちばんひどい時期は3年間くらいだろう。くれぐれも、その時期に自暴自棄になって戦争を起こさないことである。

さらに、まったく別の経済システムを作る希望がある。ベーシックインカムと減価マネーである。
ベーシックインカムにより、人々は賃金奴隷であることから解放される。減価マネーによって、お金は貯め込むものではなく循環させるものになる。いずれも、金のために生きる、という人々の生き方を根本的に変えることになる。

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しぶとい。ドルもユーロも。

2012/09/07 21:22
 しぶといものです。

 ギリシャ危機に発するユーロ危機。
 今年の春にはユーロ崩壊になるだろうと思いました。こりゃ間違いないと思って、人に吹聴しました。いやはや、どうして、ユーロはまだ浮いています。

 2008年の、リーマンショック。
 そのときはもうそのまま、ドル崩壊から世界恐慌になるだろうと思いました。でも、ドルはまだ元気です。

 すごいなあ。人間って。死にものぐるいになると、なんとかするものなんですね。
 でもねえ、だからって、安心はできないんです。先送りしているだけですから。

 アメリカにしてもヨーロッパにしても、多くの大銀行が実質的には倒産状態にあります。それが顕在化すると大連鎖倒産が起こるので、政府や中央銀行が助けます。

 ほんとうは、責任は大銀行にある。大銀行はちゃんと倒産すべきです。
 ところが、その社会的影響があまりに大きいので、倒産させるにさせられない、政府や中央銀行が肩代わりしてしまいます。

 だからといって、新たな経済発展が起こったわけでもなく、貧富の差が解消されてみんなが豊かになったたわけではありません。お金を増やしただけですから、やがては、国の破産(国債が売れなくなるという形を取ります)や、中央銀行の破産(不良資産の顕在化の形を取ります)になります。

 それがいつなのかなあ。
 私には、当てられませんでした。わかりません。

 でも、先送りしているだけですから、必ずやってきます。

 それがやってきたとき、減価式電子マネーでベーシックインカムをやることは、すばらしい威力を発揮するはずです。
 ・ほとんど無からお金を創り出せます。
 ・人々の暮らしを保障します。社会混乱を防げます。
 ・ほんとうに必要とされるところにお金を渡しますから、経済を活性化させます。
 ・なおかつ、お金の流通総量をコントロールできます。出しっ放しのお金ではありません。

 骨格はできているから、財政や金融の実務に詳しい人が研究して、肉付けしてくれると、ありがたいんですがねえ。

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お金の価値 

2012/06/02 08:58
 お金が価値あるものであることを保障するのに、昔は貴金属を使っていました。近代になると、貴金属そのものでなく、金貨との交換を約束した紙幣を使うようになりました。
 今は、貴金属を離れてしまって、「担保の裏付け」によって、お金の価値を保障しています。

 お金が創られるのは、銀行貸し出しが行われるときです。このとき、銀行は持っていないお金まで貸してしまいます。
 「換金可能な土地」とか「確実な売り上げ見込み」とかに対して、お金を創り出しているのです。貴金属ではなく、価値あるものならなんでも担保に利用するようになりました。
 昔はそれぞれの銀行の銀行券を出していた時代もあったのですが、いまは日本銀行券一本にまとめています。

 このとき、ほんとうに価値のあるものに裏付けられていればいいのですが、実は価値がなかった、というものに対してお金が創り出されることがよく起こります。

 一番多いのが、バブルで値上がりした不動産。
 日本のバブルとその後の不景気。アメリカのサブプライムローンに発するリーマン・ショック。現在のユーロ危機。ことごとく、ただのバブルを経済成長と勘違いしてどんどん貸し出しが膨らみ、あとで不良債権の山ができ、銀行が倒産の危機に瀕しました。

 次に、発行されすぎた国債。
 国債は、税収を担保にした国の借金です。量が少なければ、まったく安全確実です。ところが政府というのは、王様がやろうが、民主政府がやろうが、気楽な借金という麻薬にかんたんに中毒します。
 いまの日本は、税収の20年分以上の借金をしています。
 返せるはずがありません。遠からず、崩壊します。

 バブルは、銀行の責任です。
 国債崩壊は、国の責任です。
 銀行はちゃんと倒産すべきだし、国はちゃんと破産すべきです。

 なのですが、それがまったくのスジなのですが、そうはできない現実があります。
 大銀行が倒産すると大連鎖倒産が起こる、政府が破産すると社会システムが維持できなくなる。ということで、大銀行も国も、ぎりぎりまで延命措置をとったあげくに破綻します。その症状は激烈です。

 いつ起こるかはわからないけれど、そう遠くない。10年以上先ではない。ここまで来てしまったら、もう避ける手段はなさそうです。

 それを乗り切るには、ベーシック・インカムしかないと思います。そうでないと、生活に困る人がたくさんできて、飢餓、暴動、ファシズムになりかねません。ベーシック・インカムで消費が安定すれば、企業も立ち直ります。
 財源として、循環型の新通貨を使います。(定率で自動回収される貸し出しです) これなら裏付けのあるお金です。


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恐慌の崖っぷち

2011/09/25 10:59
 2011年9月下旬現在、世界経済が恐慌の崖っぷちにいます。ユーロ危機が燃え広がれば、世界全体に連鎖倒産と失業の波がひろがります。このまま恐慌にまで進むかもしれませんし、なんとかなるかもしれません。それはわかりません。
 リーマンショックの時のことなど思うと、けっこうしぶとく持ちこたえる可能性が強いかと思います。ギリシャに対して、ユーロを離脱するか財政自主権を放棄するかのどちらかだ、と迫る手段は残っています。あるいは、ドイツが、自国がボロボロになる覚悟を決めれば、ユーロを救えます。欧州中央銀行が、アメリカの連邦準備銀行みたいに不良債権の大量買い取りをやると決めれば、2,3年の延命はできます。
 しかし、ユーロはアメリカのドルと違って、財政も政治も寄せ集めなので、策を決断できないままずるずると危機に突入してしまう可能性もあるか、とも思います。

 この経済危機は慢性病です。急に起こった病気ではありませんし、急に良くなることもありません。世界経済は、ずっと崖っぷちを歩いているのです。たまたま、ギリシャ国政府が借金(国債)を返せなくなるというわかりやすい症状が出ただけです。
 現在世界中で、返せっこない借金をしこたま抱えた国や企業がたくさんあります。そういう国や大企業のどこかが「もう返せない」というと、そこに貸している金融機関が倒産する。そうすると、取り付け騒ぎが起こるし、誰もが早いうちに債券を回収しようとする。それでまた、たくさんの倒産が起こる。そういう連鎖反応です。

 どうして、返せっこない借金を抱えた国や企業がたくさんできるのか。
 原因は不動産バブルと株式バブルがはじけるためです。先進国では、お金が作られすぎたときインフレは起きません。かわりにバブルが起きます。ところがバブルを精算するのが難しい。貸し倒れを処理しようとすると大銀行が潰れて恐慌になる。それで、返済の見込みがないのに追加の融資をして企業と銀行を生き延びさせる。そのため、不景気が長引く。
 日本のわれわれが、この20年で、たっぷり経験してきたことです。

 国は、直接にはバブルに関係していませんが、バブルで起こった不況をなんとかしようと国債を発行して無理な支出を行い、財政を苦しくしていきます。バブルというバクチで負けたツケを、国が払ってやっているようなものです。でも、恐慌と失業には耐えられないから、しょうがないのです。

 バブルはマネーゲームです。マネーゲームは、奪い合いをしているだけのゼロサムです。それより、すべての人の生活水準を上げ、住みやすい環境を創り、福祉や教育を充実させたほうがよほどお金が生きます。みんなが豊かな生活ができます。企業にとっても、もっとも望ましいことは、みんなが豊かであってモノを買ってくれることです。

 お金の循環が滞りマネーゲームを起こしてしまう根本的な原因は、生産に対してはいくらでもお金が流れるのに対して、個人の生活費は企業のおこぼれとしてしか回らないことと、福祉・環境・教育などを充実させるための資金が足りないことです。お金の行き場がなくなって、マネーゲームに走るのです。

 ほんとうに豊かな生活をするのに必要なものに対して、お金と労力が注ぎ込まれるようなシステムを作るには、どうしたらよいか。われわれは、その問いに直面しているのだと思います。
 この問いに答えないならば、経済危機の対策は弥縫策に終わるし、たとえ乗り切ったとしても、また同じことを繰り返します。

 ベーシックインカムは根本的な答えの一つです。

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ベーシックインカムがあれば

2011/08/26 20:09
 世界的な経済危機が遠からずやってきそうです。
 それは来年だろうか、4、5年先だろうか、わかりません。でも、10年以上先延ばしするのは無理そうに思います。今年中に起こったとしても、おかしくはないのです。
 そのとき、ベーシックインカムがあれば、混乱を最小限にして乗り切ることができるでしょう。

 リーマン・ショックのとき、世界経済はそのまま信用恐慌に突入しそうでした。あれから3年、各国の弥縫策は功を奏しました。世界経済はそれなりの小康状態にあります。
 しかし、残念ながら、この弥縫策は持続可能ではありません。バブルがはじけそうになると、もっとバブルを作り出しているだけなのです。そのバブルの資金は国と中央銀行が供給しています。
 ところが、国には「もうこれ以上は国債を発行できない」という上限がどこかにありますし、中央銀行には「もうこれ以上は不良債権を買い取れない」という上限がどこかにあります。
 ある日、株式市場が大暴落しても債券が大暴落しても、国も中央銀行も、もう収拾する資金力がない、そういう日がやってきます。

 根本的な原因があります。
 株や債券でのマネーゲームの資金はたっぷりあるのに、人々の生活資金と、公共財を充実させる資金が不足しているのです。人々の暮らしが充実しないまま、株や債券の値段だけがバブルを起こして上がる。その自律的調整がバブル崩壊なのです。この自律調整はあったほうがいい。

 しかし、バブルがはじければ、企業が倒産し失業者が増えます。それに耐えられないので、国も中央銀行も不良債権を抱えた大企業を助け、最後は破局をもたらすまで続けます。

 ベーシックインカムがあれば、失業者が出ても、社会恐慌にはなりません。生活のための消費が下支えになって、景気の落ち込みが最小限で済みます。
 ベーシックインカムがあれば、不良債権のウミを出し切ることができる。軍備増強などではなく、生活を充実させるところから、経済を再編することができます。

 そのとき、政府に財源はもちろんないでしょう。増税も不可能でしょう。しかし、電子式減価マネーを創設すれば、自動的に定率回収して次の財源にできます。総量のコントロールが可能なので、通貨の価値を保てるでしょう。

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