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みんなの「財源論」ブログ


ベーシック・インカムの財源問題

2012/01/19 10:43
 ベーシック・インカムで、いちばん解決の難しそうなのが財源問題です。
 研究してみて、実現できる道はいくつかあるし、大丈夫だと思いました。

 一つは、税による財源確保です。
 税を財源にする場合は、所得税でやっても消費税でやっても、40〜50%という高税率になるのでそれだけで拒絶反応が起きます。ところが税率が高くなっても、そのぶんベーシック・インカムで戻ってきます。その差し引きがどれだけの負担増かという問題なのです。計算してみると、フツーの人はだいたい得になります。
 結局、税負担は所得または消費が多いほど増えるけど、ベーシックインカムによる分配は全員均等なのですから、金持ちから貧乏人への所得の平準化をやっているだけなのです。
 だから、数字を具体的に挙げて説明すれば、多数派の賛成を得られます。

 とはいえ、増税アレルギーは強いから、税による財源確保は簡単ではないでしょう。

 その場合、新通貨を出し、その通貨の一部をいつも回収し循環させて財源とする方法があります。これだと増税ではありませんし、誰のフトコロも痛めませんから実行しやすいでしょう。私は、新しい通貨として国債の一種を使う方法と、円(¥)のままローンとして出す方式の二つを設計して発表してあります。
 簡単なシミュレーションをしてみましたが、だいたい成り立ちます。ただし、シミュレーションをしてみると、落とし穴もあるし、いろんなやりすぎが発生しやすいのですが、ただのうまい話しなどあるわけがなく、注意深く運用するしかないということを発見して、かえって安心しました。
 この、「新規マネー+常時回収」の基本コンセプトで、いろいろな設計が可能でして、今後、いろんな人からいろんなアイデアが出てくるだろうと思っています。

 政府通貨を出して財源とする案も言われています。政府通貨は、通貨の量そのものが不足しているのを補う場合には、よろしいと思います。しかし、ベーシック・インカムのように毎年多額の発行を必要とする場合には、流通残高が増えるばかりでインフレが起きます。そこをどうするかの説明がしっかりしていないので、わたしにはわけのわからないままです。

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財源をどうする

2011/12/12 19:19
 現在の欧州経済危機が、不良債権の誘爆を次々に起こして、世界的恐慌に突入してしまう可能性は高いと思われます。また、今回の危機を押さえ込んだとしても、10年はもたないと予測しています。

 恐慌になると倒産と失業が相次ぎ、大きな社会混乱が予想されるのですが、ベーシック・インカムがあれば、混乱を最小限にして、あらたな経済の建設に向かうことができます。ベーシック・インカムがあれば、失業者ゼロなのです。消費はさほど落ち込まず、それで生産もあまり落ちず、雇用も確保されます。

 ベーシック・インカムは、恐慌に対して「これっきゃない」という対策だと思います。

 しかし問題は、財源です。ベーシック・インカムには100兆円程度の財源が必要です。ちなみに、現在の政府予算が90兆円程度です。

 税を財源とすることは不可能だと思います。不況のさなかに、所得税にしろ、消費税にしろ、大幅増税をすれば、暴動ものです。

 単純に政府通貨を発行する策もありますが、これは実は全員に対する課税と同じです。通貨が信用を失ってインフレを起こし、すべての人のお金が目減りします。一度きりのことでしたら、20〜30兆円程度、政府の信用でなんとかなるかなと思いますが、毎年100兆円規模の発行は無理です。

 そこで、減価式電子マネーはよい方法になります。この案では、社会全体に貸したローンとして個人個人にベーシック・インカムを渡し、個人は返さなくて良い、流通過程で自然に返済されるようにします。
 コンピュータ時代だから可能になった、新しい方法です。

 この減価式電子マネーは、自動的に資産課税されるお金を発行するのと、実は同じ事です。課税というと嫌がられるかもしれませんが、それまでの資産には課税しません。新しいお金についてだけです。それは、出しっ放しではない、責任あるマネーを創り出すということなのです。責任あるマネーでないと、結局みんなが大損するのです。

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