低金利による過剰投資

 千葉市に住んでいますが、数年前、なんとか迎賓館という名の超豪華な結婚式場ができているのを見つけました。すごいなあ、きれいだなあ、ちょっとした文化財だな、と思いました。
 でも、頭に浮かぶのは、「これだけ投資して、ペイするのかな」。少子化の世の中ですし、バブルは終わってるし。

 ところが、新規の豪華結婚式場は、そこだけではないんです。もう二つほど、できていたのに驚きました。
 
 低金利時代なんですねえ。
 投資先を求めて、資金がさまよっているんです。

 これ全部が長期存続できるなんて、無理でしょう。明らかに、過当競争、過剰投資だと思います。少子化で結婚式の数自体が増えないところに新規参入したのだから、同じ大きさのパイを奪い合っているだけです。
 全部あるいはいくつかが、いずれ撤退に追い込まれる。そうしたら、この豪華な施設は廃棄するしかないのかなあ。他の使い道があったとしても、二束三文でしょう。

 資金を提供した銀行は不良債権を抱え込むでしょう。

 この三つの結婚式場の建設のため、GDPは伸びたでしょう。でも、それは一度きりです。

 「資本のお金と交換のお金」で書いたのですが、資本のお金だけあっても、使う側のお金とバランスしていないと、お金は循環しないのです。無駄な投資に終わります。

 低金利 → 投資 → 雇用の増大

 という図式は、成長期のものです。「夢よもう一度」をやっているけれど、実際は

 低金利 → 無駄な投資 → 不良債権

 となります。

 大事なのは、生活費に使われるお金が増えることです。




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