財源をどうする

 現在の欧州経済危機が、不良債権の誘爆を次々に起こして、世界的恐慌に突入してしまう可能性は高いと思われます。また、今回の危機を押さえ込んだとしても、10年はもたないと予測しています。

 恐慌になると倒産と失業が相次ぎ、大きな社会混乱が予想されるのですが、ベーシック・インカムがあれば、混乱を最小限にして、あらたな経済の建設に向かうことができます。ベーシック・インカムがあれば、失業者ゼロなのです。消費はさほど落ち込まず、それで生産もあまり落ちず、雇用も確保されます。

 ベーシック・インカムは、恐慌に対して「これっきゃない」という対策だと思います。

 しかし問題は、財源です。ベーシック・インカムには100兆円程度の財源が必要です。ちなみに、現在の政府予算が90兆円程度です。

 税を財源とすることは不可能だと思います。不況のさなかに、所得税にしろ、消費税にしろ、大幅増税をすれば、暴動ものです。

 単純に政府通貨を発行する策もありますが、これは実は全員に対する課税と同じです。通貨が信用を失ってインフレを起こし、すべての人のお金が目減りします。一度きりのことでしたら、20~30兆円程度、政府の信用でなんとかなるかなと思いますが、毎年100兆円規模の発行は無理です。

 そこで、減価式電子マネーはよい方法になります。この案では、社会全体に貸したローンとして個人個人にベーシック・インカムを渡し、個人は返さなくて良い、流通過程で自然に返済されるようにします。
 コンピュータ時代だから可能になった、新しい方法です。

 この減価式電子マネーは、自動的に資産課税されるお金を発行するのと、実は同じ事です。課税というと嫌がられるかもしれませんが、それまでの資産には課税しません。新しいお金についてだけです。それは、出しっ放しではない、責任あるマネーを創り出すということなのです。責任あるマネーでないと、結局みんなが大損するのです。

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