ついにはじまった金利上昇 崩壊と再生

2013年5月中旬に入って、長期金利の上昇が始まった。
新発10年国債利回りは、4月には約0.4%であったが、5月29日現在0.9%である。2003~2011年は1%台で推移しているので、まだそれ自体の影響は大きくない。しかし、この金利上昇はアベノミクスによる構造的なものなので、かんたんには止まらない。

ついには、経済システムの崩壊につながるだろう。

おそらく、大幅な金利上昇のために財政破綻がはじまるのが2015年くらい。
破局的な財政破綻と、債券の評価損に伴う金融機関の破綻がその2~3年後であろう。
ただし、ユーロ圏のどこかの国の国債デフォールトか大銀行の倒産、あるいはドル圏の大銀行・証券会社の倒産があれば、もっと早まる。
日、米、欧のとり続ける低金利、金融緩和政策は、国債残高が増え続けるので持続可能ではない。最後は国債の暴落とそれにともなう信用不安が起こる。長期金利は国債価格で決まるので、国債の暴落は金利の暴騰を意味する。弥縫策はたくさんあるだろうが、軟着陸できる時点はすでに通り過ぎている。

遠からず混乱の時代が来るであろうが、これは希望のはじまりでもある。

これまでの、生産至上主義の経済システムが根本的に行き詰まる。しかし、倒産すべきものが倒産し、すべての不良債権が顕在化すれば、その後は経済の再生がはじまる。いちばんひどい時期は3年間くらいだろう。くれぐれも、その時期に自暴自棄になって戦争を起こさないことである。

さらに、まったく別の経済システムを作る希望がある。ベーシックインカムと減価マネーである。
ベーシックインカムにより、人々は賃金奴隷であることから解放される。減価マネーによって、お金は貯め込むものではなく循環させるものになる。いずれも、金のために生きる、という人々の生き方を根本的に変えることになる。

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アベノミクスで財政破綻

アベノミクスは、麻薬に手を出したようなものです。
しばらくは、いい気持ちになれます。しかし、あとは身体をぼろぼろにします。

2年後には、税収の伸び悩み、金利高騰による財政破綻、円安による輸入物価高騰、株バブルがはじけるで、たいへんな状況がはじまります。

でも、これでやっと価値観の転換がはじまると思います。
なかなか、楽しみな局面を迎えていると思います。

経済破綻が来そうだから楽しみだって?
そう、たいした経済破綻じゃありません。みんながお金がなくなってしまうだけのことで、日本の道路網も、港湾施設も、行政サービスも、ビルや住宅も、みんなそのままです。
心機一転出直すには、いいチャンスです。